13 2016

「未来の世代に種をまく講座を一緒につくろう企画②」にぎり仏教室

2016年2月13日(土)に、としまコミュニティ大学として2回目となる「にぎり仏教室」は、雑司ケ谷にあるコミュニティカフェ「としまアートステーションZ」で開催いたしました。「としまアートステーションZ」は、千登世橋教育文化センター内の元カフェスペースを利用して設置されており、区民とアーティストの情報交換・交流の拠点となっています。

  実施日:2016年2月13日(土)12時半~14時半
  会 場:としまアートステーション Z(千登世橋教育文化センターB1)
  受講者:12人

今回の「にぎり仏教室」では、まず講師の君島彩子が、粘土でできた仏像の歴史や、そこに込められた想いなどを解説しました。例えば、仏像のなかに収められている願文は、その仏像が造られた当時の人々の想いを知る手掛かりになります。また、時代によって造形も移り変わり、東日本大震災以降は、かわいらしい仏様が市民の手によって造られるようになっているそうです。

そして、実際に参加者の皆さんもにぎり仏に入れる願文を書き、思い思いの仏様を形にしていきました。ひとつの作業スペースを囲んで作業をすると、お互いの手元の作品にも目が行きます。粘土のこね方や、仏様の造形に悩み、自分の手が止まってしまったときに、「どうしたらそうなるのか」と、自然とコミュニケーションが生まれる場面も多くありました。私たち講師からのアドバイスだけでなく、参加者同士が「学び合う」ことができるのも、こうしたワークショップの魅力だと思います。

私たちの「にぎり仏」講座では、参加者のなかから運営メンバーを募集し、世代を超えて講座を供に作り上げていくことを目標のひとつに据えています。今回から早速、前回の講座に参加していた学生が、新たにスタッフとして加わってくれました。大学の美術部で活動している彼女が、仏様の製作指導にあたってくれることで、「にぎり仏」の造形の幅だけでなく、この講座に新たな可能性が広がりました。