仏教文化資源研究会

Buddhist Cultural Resources Study Group

26 2013

仏像彫刻教室(2013.3.26)

新しい春に向けキャンパスにも活気が戻りつつあるなか、本日も大正さろん仏像彫刻教室が開催されました。

今日は大正大学の歴史文化学科で仏像について学ぶ学部生も参加し、お地蔵様のレリーフ造りに取り組み始めました。仏様を彫る機会はこれまでなかったとのことでしたが、常連の参加者が驚くほど上手に掘り進めていました。先生からは、戦後の仏像彫刻士や木工彫刻士の歴史を語っていただき、お坊様からの見方を交え様々な視点から仏像彫刻を学ぶことができました。

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また今回は、商店街の一角で開かれていた大正さろん仏像彫刻教室を長く支えてくださっていた元スタッフの送別もありました。これからも広く開かれた仏像彫刻教室が、学内だけでなく地域とのご縁を繋げられることができればと思います。

来週4月2日(火)も仏像彫刻教室は鴨台プロジェクトセンター会議室で開催予定です。皆さまご自由にご参加、ご見学にお越しください。
19 2013

仏像彫刻教室(2013.3.19)

キャンパスの桜もほころび始めたなか、本日も大正さろん仏像彫刻教室が開催されました。

今日初めて彫刻を始めた参加者には、先生が彫刻刀の安全使い方をご指導下さいました。また、先生とは茶飲み話にも花がさき、終始ほがらかな時間を楽しめました。


皆それぞれ好きな仏さまを自分のペースで彫りながら、自由闊達に話し合う教室は、さながら寺子屋のようですね。

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仏像彫刻教室は、4月以降も開催される予定です。来週火曜日、ご都合がよろしければ、是非ご参加見や見学にお越し下さい。
12 2013

仏像彫刻教室(2013.3.12)

本日も大正さろん仏像彫刻教室が開催されました。

今日は芸術を学ぶ学生が多数参加し、先生と仏像彫刻の話に花を咲かせていました。生木に彫られた円空仏の話や、修験者としての円空の逸話も披露されました。先生は大工時代の経験から、「生木に彫ることも難しくはない」とお話されましたが、学生からは驚きの声も上がりました。

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来週火曜日も12時から、鴨台プロジェクトセンター会議室にて開催予定です。皆さま、ご自由にご参加下さい。
 去る7月28日(土)に、M宗教学特論D(担当:弓山達也先生)の授業の一環として、コミュニティスペース大正さろんにて講座「ほとけ様をつくろう」を開催しました。5月の「花まつり」で来場者にインタビューした結果、お坊さんともっと接したいという声が多かったことから、本講座が企画されました。院生・学生は、僧侶役のほか、実技指導とスタッフとして関わりました。
 受講者は、豊島くみんアカデミーの「仏の教えを学ぶ」講座のみなさまでした。2週間ほど前に本講座の御案内をしたところ、即日完売であったと聞き、更に気合いを入れて講座運営に臨みました。
 この講座では、木粘土を使用して仏像を作成しました。このように粘土で造る仏像を「にぎり仏」と呼びます。まず、にぎり仏とはどういうものなのかを、宗教文化士の資格を持つ院生がスライドを交えて説明しました。にぎり仏とは、江戸時代の僧侶、円空の作風に似たもので、簡単だけれども味わいがあり、型にはまらない仏像です。そこで、自由な発想で受講者にも造ってもらうよう説明を致しました
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 仏像の中には受講者の願文を納めます。願文の書き方や願いの内容については僧侶が説明しました。徐々に、お地蔵さんのような仏像から、お不動さんやお薬師さんのような仏像など、それぞれ思い思いの仏像が出来上がって行きました。出来上がった後は、「魂入れ」について説明をしました。「魂入れ」とは、仏像などに魂を入れ、作品から魂の入った、ほとけ様にする儀式です。説明の後に、仏像に対して僧侶が魂を入れ、受講者のみなさまは自分が作ったほとけ様の完成に思いを馳せました。

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 最後には、受講者と僧侶とがざっくばらんに語り合うお茶会をしました。そこでは、お墓参りの習慣や、僧侶への期待の他に、大正大学についても話題にのぼりました。受講者のみなさまの、仏教はもちろんのこと大正大学に対する関心の高さがうかがえます。
 今回は事前申込が必要な定員制で開催したため、花まつりとは違った趣でしたが、M宗教学特論Dで学んだことを活かすことができたのではないかと思います。多くの人の話を聞くことができ、地域におけるコミュニティスペースの活用や仏教資源の活用を改めて考えることができた良い機会となりました。

                                               (文責・魚尾和瑛)